4月1日、静岡県の富士宮、「富士山本宮浅間大社(せんげんたいしゃ)」と「白糸の滝」に行ってきました。これらは、2013年に世界文化遺産に登録されました。
「富士山本宮浅間大社」は、全国に約1,300社ある浅間神社の総本社であり、富士山を神体山として祀り、富士信仰の中心地として知られています。
浅間大社へは、JR富士宮駅で降りて徒歩10分ほど。商店街には可愛らしい「つるし飾り」がお店ごとに飾られていました。
着きました。富士山本宮浅間大社です。これは二之鳥居をくぐった先の参道です。
手前の池は「鏡池」、後ろに見えるのは「楼門」です。
手水舎。ここで手を洗って清めます。
これが楼門。
楼門をくぐると、拝殿があります。
後ろに見えるのが「本殿」です。横にある桜は、信玄桜(武田信玄が植えたといわれる枝垂桜)で、満開でした。この日は小雨がちらつく肌寒い天気でしたが、ほんとにきれいでした。
左にある門をくぐって、湧玉池(わくたまいけ)に行きました。
湧玉池は、富士の雪解け水が何層にもなった溶岩の間から湧き出たもので、年間を通じて、水温は13℃、湧水量は3.6キロリットル/秒だそうです。古くは、富士山登山者はこの霊水で禊ぎをして、富士山に向かったそうです。
池のまわりには、小さな神社がたくさんありました。
浅間大社からバスで30分弱、「白糸の滝」に行きました。
白糸の滝の手前に「音止めの滝」があります。幅5m、落差25mの勇壮な滝です。滝から落ちる前の水の速さは速いし、水はすごい音をたてて落下していました。
この滝のそばにあった神社。
ここから山道を歩くこと3分。白糸の滝です。落差20m、幅200m。遠くからも素晴らしい景観が望めます。また滝つぼの近くまで行けます。水は岩肌から流れ出す富士山の湧水です。そのため、音はせず、しっとりした荘厳な雰囲気でした。
夕方になって、もう一度浅間大社に戻りました。昼間とは違って、人も少なく、落ち着いた感じです。今日は、桜花祭ということで、この舞台で狂言が奉納されました。(残念ならが、狂言の撮影は禁止でした。)
6時を過ぎるといよいよ寒くなって、ここで退散しました。帰り道、境内は雪洞が灯って、幻想的でした。
この日は小雨が降るあいにくのお天気で、富士山は見えませんでした。でも、次の日、姪が朝5時に起きて、もう一度この神社に行って、富士山を撮ってきました。
撮影 by R.
霞がかかった、幻想的な富士山です。
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