琵琶湖の北側に竹生島という、神様が棲むと言われている島があります。面積0.14平方キロメートル、海岸線の長さは2キロで、島全体が花崗岩の一枚岩でできているそうです。この島は無人島で、湖の東側にある長浜港、西側にある今津港から、定期船が出ています。今回私たちは、長浜港から出向しました。
長浜の町の後ろには伊吹山が見えます。
画面中央の色が濃い部分は山をバックにした長浜大仏です。
天気もよく、湖上には釣り船や水上バイクを楽しむ人もいました。
出港から約30分、竹生島港が見えてきました。
竹生島到着しました。これが私たちが乗ってきたフェリーです。折り返し、長浜港に向かうそうです。
竹生島の地図。
港に下りて上を見上げると、鳥居の奥に急な階段が見えます。この階段を登って、先ず、宝厳寺の弁財天堂を目指しました。
弁財天堂です。
弁財天堂の前にあった不動明王。2人の脇侍がかわいらしい。
豊臣秀吉の御座船「日本丸」の船櫓を利用して建てたと言われている舟廊下。
舟廊下の下は、こんな感じです。
龍神拝所からかわらけ投げをやりました。投げたかわらけが鳥居をくぐると願いが叶うと言われています。
島全体は針葉樹に覆われ、木々の緑が空の青や湖のエメラルド・グリーンをバックに、とても綺麗でした。
上陸から80分後、迎えのフェリーがやってきました。
長浜の町に戻って、今度は長浜城に向かいました。この城は、羽柴秀吉(豊臣秀吉)により築城されましたが、1615年、廃城になったそうです。現在の長浜城は、昭和58年(1983年)に再建(鉄筋コンクリート造り、5階建て)され、歴史博物館となっています。
5階の展望台から見た琵琶湖の景色です。
この後、昼食をとって、長浜の町中をぶらぶらと散歩しました。
黒壁が特徴的な黒壁ガラス館。
北国街道沿いの懐かしい感じの商店街。
京都の西陣を思い出させるような、重厚なかわら屋根の建物。
曳山博物館の中には、長浜曳山祭りに登場する曳山が展示されています。
長浜には大阪駅から新快速を利用して約2時間で着きます。琵琶湖の風景は雄大で、すがすがしい気分になれますし、長浜の町はのんびりと散歩することができますよ。
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