勝尾寺は大阪平野の北側、箕面市にある高野山真言宗の寺院で、「勝運の寺」として有名です。最寄りの駅は阪急箕面または北千里ですが、どちらからもタクシーで約20分かかります。北千里からはバスも出ていますが、本数はとても少なく、車がないと不便かもしれません。
勝尾寺の名前の由来は、約1200年ほど前(880年)、清和天皇(当時の天皇)の病気平癒を祈祷し、それに成功したため「勝王寺」の名前を賜るが、「王に勝つ」というのは恐れ多いので「勝尾寺」としたと伝えられています。
山門が見えてきました。
山門の前にはお地蔵さまが立ち、参拝者を出迎えてくれます。
山門をくぐると大きな池があります。橋(お清め橋)の下から霧が間欠的に出てきます。
橋を渡り、まっすぐ歩いていきました。境内は広大で、その上山なので階段や坂道ばかりでしたが、とても気持ちよく散歩できました。
階段を登り切ったところに広場がありました。ここから、左に歩いていきました。左の建物は一願不動尊、右の仏像は観音菩薩像、山の上の赤い建物は多宝堂です。
観音菩薩と多宝堂。
願いが叶ったら、ここに達磨を納めるそうです(勝ち達磨奉納棚)。
お城にあるような石垣。あちこちに、小さな達磨さんが置いてありました。
山の中腹に本堂があり、そのまわりにいくつかのお堂が建っていました。
厄払い三宝荒神社。日本で最初に建てられた荒神社だそうです。
鎮守堂。
水掛け観音堂。
開山堂。
本堂です。ご本尊は十一面千手観音菩薩だそうです。
本堂の横にある大師堂(弘法大師をお祀りしています)。
古い鐘楼です。だれでも鐘をつくことができます。
古い建物は総合受付所。ここで御朱印をいただきました。手前の大木は御神木のようです。
不動堂。
ここから山を降りて行きました。
多宝塔です。
この上にもお堂(二階堂)がありました。ここに法然上人が4年間逗留されたそうです。
弁天池の上に浮かぶ弁財天堂。
弁天池と弁天堂。
元気すぎる池の鯉。
広大な境内には、あちこちに小さな達磨が置いてありました。とても暑い日に訪れたのですが、湿度は低く、常にさわやかな風が吹き、体の中まで浄化されたようでした。
Leave a Reply