天理駅から桜井駅の全長約16kmの道を「山辺の道(やまのべのみち)」と言います。
この名前は日本書紀にも記載され、古代は三輪山の麓から春日山の麓までの道で、歴史上最古の道と言われています。古代人も通った道なんですね。
写真は、帯解駅の近所で撮った、秋、冬の風景です。
先ず、2015年、秋(9月)。道路標識がたくさんあるので、迷うことはありません。
竹藪。
秋なので柿がたわわに実っていました。(どうもこれは、鳥のための柿のようです。)
田んぼには稲が育っています。
鎮守の森が向こうに見えました。
2016年、冬(3月)
秋と同じ場所を歩いてみました。今年の冬は暖かかったせいか、花があちこちに咲いていました。
竹藪
鎮守の森。
神社の鳥居。
田んぼには何もありません。
そして、道端の花。
<<山野辺の道>>
日本書紀に記載がある山野辺の道は、現在、その正確なルートはわからないそうです。今は、石上神宮を境にして、その北側、奈良市の新薬師寺までを「北コース」、石上神宮から桜井市までを「南コース」と言っています。
上で挙げた写真は、「北コース」のJR桜井線「帯解(おびとけ)駅」近くの風景です。「北コース」は、桜井線の東側をこれに並行するように、山際を通るコースです。
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