3月の始め、兵庫県の丹波篠山に行きました。JP大阪駅から快速で約1時間、篠山口駅で降ります。篠山は、江戸時代、篠山城の城下町として整備された町です。駅からタクシーで約15分、「妻入り商家」(狭い間口と奥行が非常に深い商人の家)が建ち並ぶ「河原町妻入商家群」を目指しました。ここは、江戸時代に建てられた古民家がずらりと並び、「国の重要伝統的建物群保存地区」に選定されています。古民家をそのまま、あるいは内部をレストランやカフェに改装して営業していました。
お昼ご飯にお蕎麦屋さんに立ち寄りました。
腹ごしらえが済んで、街並み探索開始です。この通りには、商家だけでなくお寺もいくつかあり、商家とお寺が違和感なく共存しています。ここは真福寺。
通りをぶらぶら。
ここは本経寺。藩主の菩提寺だったそうです。
また通りをぶらぶら。
骨董品屋さんのショーウィンドーの中。
ここは観音寺。
ここから河原町を離れて、城跡のほうに歩いていきました。バス停?何か懐かしい感じがしました。
篠山城跡。
見事が板塀。お堀端は、江戸時代、武家屋敷が並んでいたそうです。
今時珍しい藁ぶき屋根の建物。県の指定文化財です。
喫茶店で休憩しました。ここも古民家を外観はそのままに、中だけ改装したウーロン茶のお店です。
喫茶店を出て、お堀端をてくてく。
4月になったら、桜が見事に咲きそうです。
今は梅の季節です。
撮影byR.
この日は偶然にも篠山マラソンでした。私たちも歩道から応援しました。
篠山では、古民家を壊すのではなく、それをうまく利用している所をたくさん見ました。古民家は外観だけでなく、その中の時間もゆっくり流れているようで、慌ただしい毎日を送っている私に、何か忘れていたものを思い出させてくれるようでした。
京都と神戸を足して割ったような。いや新たな街のような。
ゆっくり時間が流れている街のような気がします。
MRさん、コメントありがとう。
私も同じ印象を受けました。ゆっくりと流れる時間の感覚は忘れてはいけないような気がしますね。
街並みが山口の萩に似ていますね。
MMさん、コメントありがとう。
そうなのか。日本にはいい所がいっぱいあるよね。
こういう所は残してほしいよね。当地の人は大変だろうけどね。