北野工房のまちは、神戸三宮から北に歩いて約15分、廃校になった北野小学校を活用して作られた商業施設です。ここでは、革細工やビーズ細工などの色々なものの手作り体験ができます。
鉄筋コンクリート3階建ての立派な建物、正に小学校の校舎です。
ここが正面入口。
入口を入ると、店内の案内板がありました。入口や廊下、階段には小学校の雰囲気が残っていました。
まず2階へ。2階は手作り体験ができる工房などがあります。
階段には多分生徒が作ったと思われる作品が掛けられていました。
今回は、このお店(松本商店)で和ろうそく作りを体験しました。
和ろうそくの原料は「櫨、ハゼノキ」(写真上の箱の中の上に写っている丸いものが「はぜ」の実で、これからロウを取るそうです)、芯は和紙にい草の髄を巻いたもの(写真上、箱の中の棒状のもの)を用いるそうです。「はぜ」から取ったロウはいったん大きな丸餅のような形にするそうです(写真下)。
ろうそくの「上掛け」と「絵付け」の作業しました。
「上掛け」はここで行います。一旦高温にしてロウを溶かします(右側)。溶けたロウの温度を約40℃にさまして(左側)それを使います。真ん中に見える3本のろうそくに、上掛けしました。
ゴム手袋をして、溶けたロウを左手に載せて、ろうそくの周りに回転させながら、こすりつけていきました。
ロウはすぐ乾くので、続けて絵付け作業をしました。絵付けは難しかったけど、充分楽しめました。
この店の他にもいろいろな工房がありました。
1階に降りていきました。階段の天井には立派なシャンデリアが掛けられていました。
1階は、カフェやお土産物のお店が入っていました。
最近、古い建物を取り壊すのではなく、再利用しようとする流れがありますが、とてもいいことだと思います。
北野工房のまちから2,3分のところに、「神戸ムスリムモスク」があります。中も見学させていただきました。
ここから歩いて5分ほどで、北野ホテルにつきました。北野ホテルは料理がおいしいことで有名で、神戸でも人気のホテルです。
裏側から見た北野ホテル。
こちらが正面です。こじんまりとしています。
ロビーの様子です。
ドアの先は、結婚披露宴がよく行われる中庭です。
ここでお昼ご飯を食べるつもりでしたが、席が空いていなくて、この日は断念しました。
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