東福寺を出た後、塔頭の1つの寺院でお昼ご飯を取りました。秋の紅葉の時だけ、お昼に精進料理を出すそうです。
玄関。
庭はこじんまりとしていますが、風情がありました。
次に目指すのが、泉涌寺(せんにゅうじ)の中にある雲龍院というお寺です。泉涌寺は真言宗のお寺です。平安時代の草創と伝えられるが、実質的には鎌倉時代だそうです。歴代天皇の陵墓があり、皇室の菩提寺として「御寺(みてら)泉涌寺」と呼ばれています。
東福寺もそうですが、泉涌寺も大きなお寺で、山1つがお寺の敷地で、広いし、高低差も結構ありました。
ここが泉涌寺の大門です。
目指すのは一番奥にある泉涌寺の別院、雲龍院です。
途中にあった赤い橋。これは泉涌寺の塔頭の1つである「今熊野観音寺」の入口です。
坂の下に見えるのが、泉涌寺「仏殿」。
「仏殿」と、奥にちらっと見えるのが「本坊」。
「仏殿」と、奥が「舎利殿」。
「御座所」。天皇が使用される建物です。天気は良かったのですが、山なので3時ごろになると、太陽は陰り、冷え込み始めました。
やっと着いた。雲龍院です。ここまで大門から15分ほど。
雲龍院の玄関に置いてあった雲龍図。
「悟りの間」にある「悟りの窓」です。
障子の間から見た庭。
この部屋に座って、庭を眺めながら、お茶の接待が受けられます。
石灯籠
さて、ここで問題です。次の文字は何と読むでしょう。「蓮華の間」の掛け軸にあったクイズです。(答えはず~~っと下にあります。)
右側のヒント:各行が漢字一字を表す二字熟語です。
11月30日に行ったので、紅葉の真っ盛りは過ぎていて、葉っぱが落ち、白っぽい木もたくさんありました。派手さはないけれど、それはそれで渋くていいものでした。
クイズの答え:
左:稚児の酒 いつも飲みたや
右:禁酒 (右の行:林の下に祖師が半身(祖はしめすへん(示))を現す→禁、左の行:水辺(さんずいへん)で尊者が頭と脚を隠す(酉)→酒)
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