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京料理

京都は神社仏閣の他、有名な料亭もいくつかあります。その中でも、今日は、西陣の一角にある創業享保7年(1722年)創業の萬亀楼(まんかめろう)で、京料理をいただきました。

日本料理は料理そのものはもちろん、その盛り付け方、料理を入れる器、そして部屋の装飾やお庭など、素晴らしい気配りです。

お店の入口、入口を入った所、部屋まで行く間に見えるお庭(坪庭)、そして廊下に飾ってある扇の壁掛け、どれも一見の価値があります。

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部屋に入ると目の前に、西陣織の掛物がありました。

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今回は結婚の披露宴ということで、掛け軸やその他の部屋の飾りは全てそれにちなんだものだそうです。

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部屋から見える中庭(庭園)も素晴らしい。下駄が置いてあったので、庭に降りることもできました。

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席に着くと、机には可愛らしいお花が飾られていました。

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お料理が運ばれてきました。

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これがいただいたお料理のお品書きです。

 

 

 

 

先ず先附。その前に手前にある赤いおちょこで乾杯しました。

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先附は、ゴマ豆腐、うに、菊花、山葵、割醤油です。

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次が添え。

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鯛、赤飯、ごまです。ちょっとわかりずらいですが、手前が鯛、その奥にあるのがゴマがふってある赤飯のおにぎりです。

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次がお椀。

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菊花かぶらしんじょう射こみ、菊花、梅肉です。白く見えるのがかぶらで、菊の花の飾り包丁がしてあり、中にしんじょうが詰めてありました。上に乗っている赤いものは梅肉(すっぱくありません)、おつゆに浮いているのは菊の花びらです。

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続いてお造りです。鯛、まぐろ、あしらい。

お造りは普通醤油で食べますが、ここではお塩も用意されていて、まぐろを塩で食べてみると、今まで食べたことがない味がしました。お皿の手前にある四角い黒いものは海苔です。

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次が八寸です。

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柿の葉を取ってみると、色々なものがありました。献立表をみても「色とりどり」としか書いてありません。

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強肴。魳寿司とからし蓮根です。辛くないからし蓮根は初めて食べました。

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焼き物。田助あなご、山葵、松茸、銀杏です。右下の器に入っているのはキュウリで造ったつけだれです。

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炊合です。

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里芋、車エビ、生姜、菊菜、あわ麩。手前の四角に見えるものが麩です。里芋にははり生姜が添えられています。

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ご飯

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鯛茶漬け、香の物。お茶漬けの上には海苔がたくさんかかっていました。

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水物。パパイヤゼリー、梨、巨峰です。

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そして最後にお菓子とお抹茶。抹茶茶碗は一人一人違う模様のものでした。

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けっこう量もあったのですが、全てすばらしくおいしくて、食べ終わって初めて、お腹いっぱいなのに気づきました。こんな素敵なお料理、今度いつ食べられるかなあ。

 

 

 

 

 

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